千葉県香取市にある旧くりもと(栗源)地区で根菜類を中心に農産物を栽培している「さかいのうえん」です。

お知らせNEWS

(ブログ)春夏野菜結果

2022.07.23

初めての春人参だったが、初期生育からかなりよかった。今年は前半雨が続いていた影響で、周りの農家さんも生育が芳しくなかったようだ。
アミノ酸を初期で15kg/1反入れていたので、それもあってか葉数は割と確保出来ていた。雨が続いた時に、硝酸態の吸収が懸念されたので、生育を締める意味でも消石灰を散布したのも効いたのか、葉が枯れることなく長雨を乗り切った。
Mが多いと言われていたが、L中心という感じで尻詰まりも良く、寸胴型に太らせることができたのは成功だった。
太陽熱を張ったのが遅すぎたので、7条のマルチを張らざるを得なかったため、播種作業が大変だった&雑草も結構出た。これは来年の課題。


キタアカリ、メークイン共にそうか病がなく、わりと形もそろって収穫までいけた。
生育期間の課題でもあった疫病は、長雨だったせいもあり少し出てしまった。そこに酵母菌と納豆菌を撒いて一時的に食い止め、消石灰散布でなんとか持ち堪えた。しかし最後木がかれてしまったので、ある程度面積をやると考えると、早めに収穫してしまわないといけない。味もかなりよく、キタアカリに関しては甘さが強いように感じた。栄養価分析にも出してみた。


とうもろこしは写真はないが、課題だったアワノメイガ対策をたくさん試したが、やはり追肥で窒素をやらないということは一番良かったと思う。
もちろん除雄も効果がある程度あったとおもう。
味は慣行のとうもろこしより味が濃く甘かった。
不思議なことに無農薬の方がアワノメイガの被害が少なかった。例えば20本準備しようとすると、有機栽培では21本取るところ、慣行では35本くらい取る。
薬を使わないでミネラル先行にしていくとアワノメイガも寄り付きずらい。

かなり順調に育った。少し自信にもなった。

NEW

  • 2023.02.11

    (ブログ)耕し方の違い

  • 2023.02.05

    (ブログ)無農薬秋冬野菜総括

  • 2022.07.27

    (ブログ)有機転換夏の土づくり

  • 2022.07.23

    (ブログ)春夏野菜結果

  • 2022.05.17

    (ブログ)有機春にんじん、100日でどれだけ育ったか。